ごあいさつ
沿革
特色
確かな証拠
当校は札幌で唯一、全国柔道整復学校協会の加盟校です。
全国柔道整復学校協会は、柔道整復教育の質の向上を目的に設立された公益社団法人です。教科書の作成、柔道整復教員の質の向上を目指して研修会実施、学校運営改善に関する調査などを行っています。
全国に沢山の柔道整復師養成学校がありますが、全ての学校が学校協会に加盟しているわけではありません。北海道柔道整復専門学校は、より質の高い柔道整復教育を目指すため、最新の柔道整復教育方法を研鑽するために、加盟しております。
これは良質の教育を行っている確かな証拠ともいえると考えております。
前進
3年制で社団が経営する柔道整復師養成学校は全国で本校だけです。
そもそも本校は1955年に開校した「北海道柔道専門学校」を前身としております。その当時は柔道整復師に関係する法律は大正時代からの「按摩術営業取締規則」の一部にあっただけでした。1970年に「柔道整復師法」が単独の法律となったのですが、時代の流れを受けて1978年に北海道柔道整復師会と学校の協力体制ができました。北海道柔道整復師会としては、道内で質の高い柔道整復師を養成する義務があります。
全国にある社団法人の柔道整復師会は、有資格者の教育を推進することで地域住民への質の高い施術を行っております。しかし1978年当時の北海道柔道整復師会はそれだけではあき足らず、その手前の資格を取るところから一貫した高度教育を目指して学校を運営するという理想を抱いておりました。その崇高な理念を胸に、現在まで学校を運営しているのが北海道柔道整復専門学校なのです。その合理的な仕組みが最近になって注目され、大学をつくる柔道整復師会が出てき始めました。
歴史
北海道柔道整復専門学校は1978年に設立され、 40年以上の歴史があります。
さらに前身の北海道柔道専門学校からの歴史を含めると60年以上の歴史を持つ、全国でも有数の名門校です。長い歴史の中には、色々なことがありました。
全国の柔道整復教員の研修会の開催校になったことが2回、全国の柔道整復養成学校の柔道大会の開催校になったことが2回、また柔道整復教員の講習会の当番をしたことが2回と、全国の学校関係でも活躍しております。また柔道整復接骨医学会が北海道で開催された時、学校を上げて協力しました。柔道整復を取り巻く環境が時代とともに変化しておりますが、その変化の流れに柔軟に対応できるのは、長い歴史があってこそなのです。卒業後も
北海道柔道整復専門学校では卒業生もサポートしています。
毎年定期的に行われる「卒後教育講演会」は1986年から始まり、既に30年以上継続して行われています。また同窓会の特別講演会も毎年行われています。
卒後教育公演会は、講演で最新の医療を知るだけではなく、同窓生の間で毎日の診療に役立つ情報交換をしたりと、卒業生にとってまたとない機会となります。
卒業して20年以上の大先輩から、数ヶ月前に卒業した新人まで、毎年100人を超す出席者で会場が沸くのがこの卒後教育講演会です。
質の高い柔道整復師を育成しようという崇高な理念を守り、長年の歴史の中で培ってきた卒業後のしっかりしたサポートも、北海道柔道整復専門学校ならではと言えるでしょう。
全国へ
長い歴史の中で、沢山の病院とのお付き合いをすることができました。
それが本校の特徴の一つである、高い就職率へとつながっています。
さらに全道で開業する約800の整骨院も就職先となります。
また全国の柔道整復師養成学校とのネットワーク、全国の社団法人柔道整復師会とのネットワークを生かし、関東や東北方面の整骨院への就職も可能です。まさに公益社団法人北海道柔道整復師会附属の歴史ある学校にだけあるメリットと言えます。
微に入る
入学当初の慣れない学生生活、または慣れてしまった学生生活。
入学すると医療関係の職場に就職する学生が多いです。誰でも全く未経験のことだと思います。さらに学校ではじめての医学の勉強。心の負担も大きいことでしょう。
また逆に、すっかり慣れてしまうと勉強よりも楽しいことも出てくるでしょう。
そんな学生さんの不安や変化に、迅速に対応できるように担任制度をとっています。担任制をはじめてからすでに20年近く経過しています。時代は変わっても人の気持ちは変わるものではありません。昔の学生さんも今の学生さんも、同じような思いをして学生生活を過ごしている事でしょう。北海道柔道整復専門学校には、そんな学生さんの気持ちを汲んでくれる先生が沢山いるのです。
履修科目
基礎分野 Basic curriculum
- 外国語
- 自然科学
- 社会科学
- 人文科学
専門基礎分野 Professional basic curriculum
- 解剖学
- 外科学概論
- 公衆衛生学
- 生理学
- 整形外科学
- 関係法規
- 運動学
- 衛生学
- 医学史
- 病理学概論
- リハビリテーション医学
- 保健体育
- 一般臨床医学
- 柔道整復術の適応
- 社会保険制度
専門分野 Professional curriculum
- 柔道整復理論
- 柔道整復実技
- 臨床実習
よくあるご質問
- 入学試験は難しいのでしょうか?
- 推薦入試は小論文と面接、一般入試は一般常識問題と面接。とちらも常識的な範囲内の設問になっており、しばらく勉強から離れていた方でも受験可能です。一般常識問題は例題がありますので学校までお問い合わせください。
- 柔道のまったくの初心者でも大丈夫ですが?
- 大丈夫です。本校では基礎科目として週に1回、柔道実技をおこなっています。全員が初段を習得できることを目標に基礎から指導していますので、初心者の方でも3年間で相当の技術を身に付けることができます。
- 柔道整復師の国家試験の合格率を教えてください。
- 合格率の過去平均は85%。北海道内の柔道整復科でNo.1です。医学界・教育界から一流の講師陣を迎えて、丁寧な授業をおこなっていますので、本校で3年間しっかりと学び続ければ、合格へつなげることができます。
- 就職率・就職状況を教えてください。
- 就職状況は良好です。卒業後の求人は、医療機関、整骨院など施術機関、介護施設からの求人があります。在学中の学生への助手としての求人もあります。学生は入学時点で就職する場合もあり、整形外科・整骨院などの現場で働きながら本校で学ぶこともできます。
- 医療の知識がないのですが勉強についていけますか?
- 医療についてまったく知らなくても、基礎から少しずつ学んでいけるように授業・実習内容を用意しています。3年間しっかりと勉強していけば、国家資格を取得できるだけの知識や技術を身に付けることができます。
- クラスの生徒の男女比率は?
- 各学年クラスによって多少異なりますが、おおむね男女7:3程度です。特に近年、女性の比率が高くなっています。女性も通いやすいよう校内の設備を整えており、男女ともに勉強に集中できる環境です。
就職実績
卒業後の進路としては、ほとんどの卒業生は独立開業を目標としており、免許取得後、病院や接骨院で実務経験を積み、公益財団法人柔道整復研修試験財団「施術管理者研修」制度を受講してから開業するのが一般的です。
加えて、最近は柔道整復師としての医学的要素を生かして、地域のスポーツクラブや中学・高校・大学の運動部のトレーナーやプロスポーツのサポートとして、「スポーツ外傷・コンディショニング」に取り組む卒業生も多く見られるようになってきました。
卒業生には災害派遣医療チーム(DMAT)に所属するものや、SSH救護・ボランティア活動で東日本大震災、北海道胆振東部地震など災害現場で救護を行う者もいます。
主な就職先place of employment
- 札幌厚生病院
- 美しが丘整形外科
- 真駒内つが整形外科クリニック
- やまうち整形外科
- 澄川メディカル整形外科医院
- 西野おおくぼ整形外科
- わたべ整形外科医院
- 小林病院
- 水口整形外科医院
- 伏見啓明整形外科
- ふかざわ病院
- 星置整形外科
- 真駒内つが整形外科クリニック
- 札幌琴似整形外科
- 東札幌おおやま整形外科
- 宮本整形外科
- 環状通東整形整形外科
- 南郷通り整形外科
- 株式会社トラスト
- ドリームハウス
- アイケア小樽デイサービスセンター
- 株式会社 萌福祉サービス
- (株)敬愛総合サービスセンター
- 株式会社 弥栄
- デイサービスセンター健康の杜
- デイサービスにじいろ
その他、道内整骨院・接骨院多数
アクセス
〒 060-0042 札幌市中央区大通西18丁目
※学校玄関は北向き
3番出口より徒歩約2分。
TEL 011-642-0731
FAX 011-642-8455
平日午後2時から午後7時の間でお願いします。
日・祝日は留守電になっております。