シンポジウム 『北見市の地域ケア~みんなでつくり出す365日24時間の安心~』
日時 平成27年2月28日(土)18:00~20:50
場所 北見市芸術文化センター 中ホール
主催 北見市地域包括支援センター連絡協議会
一般社団法人 北海道薬剤師会北見支部
共催 釧路弁護士会
公益社団法人 北海道理学療法士会道東支部
後援 北見医師会・北見歯科医師会・北海道北見保健所・北見市民生委員児童委員協議会・北海道自治連合会・北見人権擁護委員会協議会・社会福祉法人北見市社会福祉協議会・公社)北海道社会福祉士会オホーツク地区支部・公社)北海道看護協会北網支部・公社)北海道作業療法士会網走支部・公社)北海道栄養士会・公社)北海道柔道整復師会北見ブロック・一社)北海道歯科衛生士会オホーツク支部・一社)北海道医療ソーシャルワーカー協会・一社)北海道認知症グループホーム協会オホーツク支部・一社)北海道介護福祉士会網走支部・北海道訪問看護ステーション連絡協議会道東地区・北海道言語聴覚士会網走支部・北海道精神保健福祉協会道北ブロック・北見地区介護支援専門員連絡協議会・北見地区小規模多機能型居宅介護連絡会・オホーツク鍼灸師会・北海道新聞社北見支社・経済の伝書鳩
開催趣旨
近年、孤独死、買い物難民等の問題が社会問題化しています。今後、認知症高齢者の増加、単身・夫婦のみ世帯の増加し、急速な高齢化が予測される中、権利擁護、支援を必要とする高齢者は増加する一方、家庭や地域の力はますます低下する事が懸念されており、団塊の世代が75歳以上になる2025年までに、各地域でそれぞれの地域の実情にあった地域包括ケアシステム(医療・介護・予防・住まい・生活支援が確保される体制)の構築を目指す必要があります。どうなれば地域包括ケアシステムが構築されたと言えるのでしょうか。北見市の現状と課題、そして可能性について探ります。
基調講演
『北見市の地域包括ケア~みんなでつくり出す365日24時間の安心~』
北見医師会 副会長
北見循環器クリニック 院長 今野 敦 氏
パネルディスカッション
『地域包括ケアのある地域づくりの現状と展望』
パネリスト
長尾 智美 氏(北見市保険福祉部 地域包括ケア推進担当主幹)
箭内 一浩 氏(北海道理学療法士道東支部 社会部部長)
新井 俊 氏(北海道薬剤師会北見支部 副支部長)
松浦 信一 氏(北見歯科医師会 理事)
三浦 鶏一 氏(北見市社会福祉協議会地域福祉課 課長)
友澤 太朗 氏(釧路弁護士会 高齢者・障がい者の権利に関する委員会 委員)
島田 剛 氏(北見市地域包括支援センター連絡協議会 会長)
出席者
石井統括、竹内副会長、村田副会長、白井会員、中西会員5名 一般公聴
基調講演の北見医師会 副会長 北見循環器クリニック 院長 今野 敦医師より地域包括ケアシステム提案の背景、地域包括ケアシステムの位置づけ、北見市の高齢化率、地域包括ケアシステム構築の仕組みづくり概念の説明が有り。各パネリストから現在の状況説明が有りました。
現在、来る2025年に向け、地域包括ケアシステムの構築に向け各市町村の医師、歯科医師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、弁護士、保健師等、行政が連絡を取り合い、地域の実情にあったケアシステムの構築に向け動き出しています。
われわれ柔道整復師は医療従事者として、どの立場にいるのでしょうか?
地域に根ざした整骨院として、多くの高齢者をきめ細やかに施術、時には、患者さんの悩みを聞き、転倒後の筋力強化(機能訓練)もしているはずです。私達の持っている情報は、病院の持っている情報、保健師の持っている情報、介護担当者の持っているのと同等だと思います。
各地区の整骨院はもっと積極的に地域ケアシステムのチームの一員として活動して欲しいと考えます。
幸いに、網走市、置戸町は一次予防、二次予防担当者として、地域包括ケア会議、高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画の会議に整骨院院長として参加しています。私達の持っている技術、情報は地域包括ケアシステムの中でも有意義だと私は考えています。
北見ブロック 中西 誠