北見ブロック学術部 超音波勉強会

日時 平成27年3月7日(土)午後4時

場所 北見市武道館 研修室

参加者 会員10名会員外2名

北見ブロック超音波診断器の勉強会が北見市武道館研修室で行われました。前回、北見での超音波勉強会は平成20年ブロック学術講演会に合わせて開催され、7年が経ち超音波診断器もデジタル化され、カラードップラーも内蔵されている機種が主流になってきました。

講師の株式会社エス・エス・ビー執行役員超音波営業部部長高田孝次氏より、今の超音波診断器はMRIと同等程度の解析度を誇り、レントゲンには確認できない小さな損傷、また骨以外の軟部組織の損傷の認識が可能。捻挫、肉離れ、靭帯の損傷程度、組織の回復度などの客観的判断にも役立ち、カラードップラーで損傷部位の血流の状態が分かる等、レントゲンと違い放射線を使わないので体に優しい。ベッドサイドで容易に検査ができ、リアルタイムでの撮影が可能。検査結果だけでなく患部がどういう状態なのか安心納得の上で、回復までの具体的な施術プランを立てやすいなど超音波診断器の説明が有りました。 

今回は超音波診断器を導入されていない先生も多数参加していたので、実技は超音波診断器の基本的な操作となりましたが、出来る限りSSB社、JSBM(日本超音波骨軟組織学会)に協力して頂き、年に数回勉強会をおこない、北見ブロックの超音波診断器の操作、撮影技術の向上をはかりたいと考えています。

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北見ブロック

学術部長 中西 誠