北見ブロックにおいて5月から始まった休日当番整骨院が
北海道新聞5月1日の全道版に掲載されました。以下、掲載記事全文。
整骨院も日曜当番制 オホーツク32院、3日から
【北見】オホーツク管内にある32の整骨院が連携し、3日から日曜日開院の当番制度を始める。スポーツやイベントが多く行われる日曜に、けが人への対応を速やかにできるようにする狙い。道内の整骨院でつくる公益社団法人北海道柔道整復師会(札幌)によると、日曜当番制度の導入は群馬県など道外で先例はあるが、道内では初めて。 32整骨院は、同会北見ブロック所属の約半数。これまで整骨院は大半が日曜休院で、かかりつけの急患以外の来院は少なかった。しかし、週末は小中高校の部活動を中心に、スポーツ活動によるけがの応急手当てが必要なケースなどもあり、有志が昨春から制度導入を検討していた。 整骨院では国家資格の柔道整復師が骨折や脱臼、打撲、捻挫、肉離れなどに施術を行う。急性のけがには健康保険などが適用される。 オホーツク管内を北見、斜網、遠紋の3地域に分け、日曜ごとに担当の整骨院を決める。担当や制度の内容は、同会北見ブロックのホームページに掲載するほか、オホーツク管内の小中高校には年間計画を文書で送る予定。北見、遠紋両地域は3日から始め、斜網地域は6月7日に開始する。いずれも日曜の受付時間は午前9時~正午。 佐呂間町で整骨院を営む同会北見ブロックの尾崎実会長は「整骨院の仕事をよく知ってもらい、誰でも申し込みやすいシステムになれば」と話している。