生 年 月 日 | 昭和24年5月19日生 | 開業年月日 | 昭和58年6月1日 | 開 業 場 所 | 旭川市末広5条9丁目 | 卒業年月日 | 昭和46年3月卒 | 出 身 校 | 北海道柔道専門学校 |
谷 光則
(旭川ブロック)
<<目 的>>
肩鎖関節損傷は大部分、転んで肩の外側を強く打つことが原因です。特にスポーツ時(柔道、ラグビーなどコンタクトスポーツ)に多く発症し、大きく分けると、捻挫1型、亜脱臼2型、脱臼3型に分類される。肩鎖関節損傷1型~2型の患者に対して、上方へずれた鎖骨を肩峰に固定し、疼痛を軽減させ、早期の回復につなげる。
<<方 法>>
胸部よりやや下方にさらしを全体に巻き、さらしの胸部側と背部側とを生ゴムを通して固定する。
<<結 果>>
この方法で固定圧迫すると、生ゴムがすべりづらいため固定が緩みづらく、疼痛を軽減でき、痛めた靭帯の修復が早まる。
アンケート | |
参加者 |
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質疑応答 | |
参加者 | a). 固定期間が長期になるとその間の日常生活、例えは入浴や寝るときは困難になると思いますが。はずした場合、夜間テーピングするとかはどうですか? (札幌ブロック Y会員) b). ゴムの幅はどれくらいですか?晒を巻く位置や巻く時に息を吐くなどコツや目安はありますか? (函館ブロック Y会員) |
術 者 | a). 寝る時などは外したりしますが、それは臨機応変にやっています。 b). ゴムは幅の広い物を切って使っています。コツは特にありません。きつくなく緩くなく巻きます。 |
座 長 | 程度によって違うでしょうが、固定期間はどのくらいですか? 使用しているゴムの種類は何ですか?セラバンドの様な物ですか? |
術 者 | 今までの経験では、最高長くて2週間位です。この方法の特徴は常に緩まないと言う事です。 ゴムは医療用ではなく、スポーツ店で購入しています。 |