情報通信委員会の時代

 この学術大会(7/8)のネット配信が情報通信委員会の最後の仕事となります。来期からは、広報部として活動することになっています。

 平成9年7月、北整ホームページがはじめてネットデビューしました。業界では、東京都が公開したばかりの翌年の事でした。愛知県が一番早いと言っていますが、個人で開設したページでしたので、業界のオフィシャルページとしては、おそらく北海道が2番目に早かったのだと思います。

 ネット社会の到来を受けて、先進的な通信技術を事業活動に結びつけようと情報通信委員会は平成13年に発足しました。新しいノートパソコンを抱え、NTT研修センターで泊まりがけの研修をこなしたのも懐かしい思い出です。
 ちなみに、協同組合のオンラインショップは、この年スタートしました。
 
 時代は、会員の9割がレセコンを経験し、スマートフォンで情報を気軽にやり取りするところまで来ました。
 パソコンが当たり前の若い会員が増えたことで、情報通信委員会の存在も少し色あせた感じですが、メンバーたちの本当の功績は、50代から上の会員にパソコンのアレルギーを取り除く活動を続けてきたことではないでしょうか。

 井戸掘り人夫のような地味な活動は、すぐに会の歴史の片隅に追いやられて行きます。しかし、そこから流れでた時間と地域を越えたさまざまな情報をこともなげにすくい取る会員の先頭に、情通委のメンバーは確実に立っていたことを誇りにしていいのだと思います。

11年間、本当にお疲れ様でした。そして、これからも違うスタイルの情報発信をよろしくお願いします。