舞の海さんを招き北整特別学術講演会

 9月2日(日曜)午前9時30分から、札幌医師会館大ホールで北整特別学術講演会開を催しました。会場には、会員、一般参加者あわせて250人が参加しました。

 今年は、五輪橋産科婦人科小児科病院名誉理事長丸山淳士先生とNHK大相撲解説者でスポーツキャスターの舞の海秀平さんにお話しを伺いました。

 丸山先生は、人間の体の表裏の関係について、体の表に現れる表情や変化は、体内と連動しており、「見かけと直感」は診断の上で大切なことを事例を示し楽しくお話しになられました。

 舞の海秀平さんは、新弟子審査のエピソードなどを交え、体重別の取り組みがない理由、特に、対戦前の四股や勝名乗りで懸賞を受けるときの手刀の意味、行司や呼び出しが存在する理由が、神事や古典芸能などと深く結びついていることを解説されました。外国からの力士を受け入れても、柔道のようにスポーツとして世界に出て行かないのは、千三百年の歴史をもつ相撲の格式や伝統を守る使命があり、単純にスポーツという一面だけでなく見てほしいと説明されました。

 来場者は、あっという間の3時間を過ごしました。