[はじめに]
肩関節の拘縮を除去するための、可動域に関係する筋肉の伸張を改善するストレッチの発表をします。
[方 法]
肩関節可動域の限界肢位を始めに患者の自動運動で確認し、さらに施術者による他動運動で確認する。
それによって拘縮の著しい筋群のストレッチを行う。
[質 疑]
(座長)
ストレッチを行う場合、患者に可動制限などがありと思いますが、どんな点に注意して行っていますか?
(発表者)
治療の対象となる筋を見つけ、筋肉の走行を思い浮かべながら痛みが起こらないように注意して行う。
緊張反射が発生しないよう強度を調整する。呼吸が楽に行えるように注意する。
関節面を引き離すように軽度牽引を加えながら行う。急性期には行わない。