‘お知らせ’ カテゴリーのアーカイブ
平成30年度旭川ブロック定期総会
日 時 平成30年4月21日(土)
場 所 アートホテル
定期総会の前にブロック会合として大石隆之会長は挨拶で理事会報告、北柔専門学校の状況について説明しました。その後学術部、経理部、総務部より連絡事項が述べられ永年会員賞として佐藤克広会員が表彰されました。
五十嵐勉総務部長の司会で福家重俊副会長の開会の辞で定期総会が始まりました。物故者への黙祷のあと議長に伊藤隆会員が選任され各部より平成29年度事業報告、決算報告、監査報告審議、平成30年度の事業計画と予算案が原案通り承認され宮崎譲副会長の閉会の辞で終了しました。
開会の辞を述べる福家重俊副会長 議長の伊藤隆会員
総会風景 閉会の辞を述べる宮崎譲副会長
その後行われた懇親会では昭和45年7月から平成30年3月末まで47年9か月の間、旭川ブロックで活躍された渋谷修会員に感謝状が贈られました。
旭川ブロック総役員会
新年交礼会
日 時 平成30年1月27日(土)午後6時~
場 所 アークホテル
出 席 ご来賓13名 会員60名
新年交礼会前にブロック会合が行われ研修員から正会員になった小笠原崇会員が紹介されました。
急遽体調不良により欠席した大石会長に代わり福家副会長は挨拶でブロック報告として旭川市との防災協定締結について説明しました。その後五十嵐総務部長により北海道地域防災計画に基づく柔道整復師医療救護活動の行動要領を説明しました。
新入会員の小笠原崇会員 説明する五十嵐勉総務部長
午後6時より五十嵐総務部長の司会で新年交礼会が始まり高成副会長の開会の辞の後、福家副会長は出席いただいたご来賓に感謝を述べ、旭川市との防災協定をはじめスポーツ現場での救護活動、防犯ステーション訓練等地域に根差した整骨院として業務に邁進していきたいと挨拶しました。
その後、吉田隆之旭川市保健所医務薬務担当課長をはじめ滝山義之一般社団法人旭川医師会副会長、ブロック顧問の森山領医療法人元生会森山病院理事長、進藤正明医療法人社団整形外科進藤病院理事長、北海道議会議員3名よりご祝辞をいただき白井享嗣旭川柔道連盟副理事長の祝杯のご発声で祝宴が始まりました。
開会の辞を述べる高成宏士副会長 年頭の挨拶をする福家重俊副会長
ブロック忘年会
旭川市と災害時における柔道整復師の救護活動に関する協定の締結
日 時 平成29年11月10日(金)午後1時20分~
場 所 旭川市役所
出 席 役員6名
平成29年11月10日、旭川ブロックは旭川市と災害時における柔道整復師の救護活動に関する協定の締結を行いました。
初めに別室で、旭川市長 西川将人様、旭川市防災安全部長 石川秀世様、旭川市防災安全部次長 中村隆夫様と懇談を行い、西川市長から旭川市での今までの災害の話、旭川ブロック大石会長からは柔道整復師について、また、会での防災訓練について話しました。
その後、会場に移動し締結式を行いました。協定書に西川市長、大石会長が署名、捺印された後、西川市長は「骨折や打撲、捻挫や脱臼の施術を行っている柔道整復師の皆さんが救護活動に協力してくれるのは大変心強い。ぜひともお力をお貸し願いたい」と挨拶され、大石会長は、「万が一、災害が生じた場合、被災者の皆さまに応急処置の施術をさせていただきたいと思っております。そのためには、会としてさらに訓練・研修を重ね、市民の皆さまのお役に立てればと思っております」と述べました。
この締結式の記事が平成29年11月14日あさひかわ新聞に掲載されました。
(総務部長 五十嵐 勉)
旭川医科大学解剖学実習見学
日 時 平成29年10月24日(火)午後2時~
場 所 旭川医科大学
出 席 会員17名 研修員3名 従業員4名
旭川医科大学解剖室において松野丈夫旭川医科大学理事副学長、並びに旭川医科大学医学部医学科解剖学講座機能形態学分野教授 吉田成孝先生のご高配と大学のご配慮により、今年で4回目となる解剖実習見学が行われました。
控え室にて持参した白衣とサンダルに着替えを済ませてから五十嵐勉総務部長の説明を受け、となりの解剖室に向かいました。今回は肩甲骨前面、上腕屈側、大腿前面、下腿前面から足背部の解剖で、すでに学生の皆さんは実習を始めていました。私たちも解剖の邪魔にならぬよう観察させていただき、時には学生から丁寧な説明を受け改めて勉強をさせていただきました。上肢では肩甲下筋や前腕屈筋腱、深部の方形回内筋が確認でき、大腿部では薄筋や内転筋群、腸骨筋停止部など確認することが出来ました。
1時間半ほど見学しましたが普段施術することの多い部位だったこともあり時間が短く感じられました。日常業務では外から触れることで理解しようとしていましたが今回表層の筋や深層の筋、神経など立体的に確認することができしっかりしたイメージで施術にあたることができると思います。
最後に松野丈夫理事副学長及び吉田成孝教授、大学諸先生、献体に応じた故人とそのご遺族に感謝申し上げます。
第9回鍼灸師会柔道整復師会合同学術講演会
日 時 平成29年9月9日(土)午後4時~
場 所 旭川市民文化会館
講 師 旭川医科大学病院リハビリテーション科
助教 医学博士 及川 欧先生
演 題 生活に南極を取り入れる
鍼灸師会錦川敏文会長の開会の挨拶で始まり、鍼灸師会山川光明学術部長より及川欧先生のご紹介のあと講演となりました。
講演日9月9日は救急の日であることから旭川医科大学病院に過換気症候群で救急搬送された様子を動画を使って説明され、精神的に不安定なものには何よりも患者様に手を当て不安を取り除く手当が大切ですと話されました。
日本最北の大学病院でマイナス20度以下のもと食べ物飲み物、体のつくりが違うのではないか、北海道らしい医療の可能性を感じ旭川医科大学病院に来られたそうです。2011年の東日本大震災時には誰よりも早く準備し一次隊DMATとして活動されたそうです。大学病院の待合室に南極の石をみつけ南極に強く興味をもち第56次南極地域観測隊越冬隊の医療担当兼越冬隊補佐として赴任。南極では医療ばかりでなく野外活動をはじめ赴任前に取得した調理師免許で調理をしフードマイスター、日本茶インストラクター、アロマテラピーアドバイザー等の技術をつかい隊員をサポートしました。時には紙コップに絵を画きその数は600個までになったそうです。
生活とは仕事であり日常である南極は非日常。非日常的なものをいかに自分の日常に引き込んでいくかが問題である。大型二輪免許、大型特殊免許、調理師、北海道フードマイスター、日本茶インストラクター、アロマテラピーアドバイザー等仕事には関係の無いものですがこれを仕事に取り入れることができればもっと幅のある仕事ができる。極みを目指す医療があれば極みを支える医療がある。鍼灸、柔整を含め患者様を支える医療が必要ではないでしょうかと話されました。
最後に浅川永太学術部長より南極での貴重な体験や好奇心旺盛で多数の資格を取得しそれを仕事に取り入れることのできる、災害現場や南極に積極的に行くことができる行動力に大変魅力を感じましたと謝辞を述べ終了しました。
講師の及川欧先生
浅川永太学術部長