会合主旨 旭川ブロック防災勉強会
日 時 令和6年10月26日(土)午後6時30分~
場 所 旭川ときわ市民ホール
出 席 会員25名
講 師 (公社)日本柔道整復師会災害対策室副室長
(公社)北海道柔道整復師会小樽ブロック
副会長
日本柔整災害協議会代表
JICA 国際緊急援助隊医療チーム隊員
塩見 猛 先生
初めに宮崎譲会長より挨拶があり、理事会の報告、自賠責保険の料金表について、今回の勉強会の重要性と講師をしていただく塩見猛先生へ謝辞がありました。
稲川広基学術部長から塩見先生の紹介の後、「令和6年能登半島地震のルールとマナー」についての話が始まりました。
まず大前提の支援マナーとして被災地に負担をかけない、支援者にも配慮が必要、そして被災者のことを本当に考えて行動しているか、支援ルールについてはどこから依頼されたか【被災地要請型】通行証明や、移動経路の確認、計画書を提出し許可を得る【自己完結型】いつ、どこで、何が必要か【ニーズ調査】について話されました。次にブロックとしての備えとして連絡網の準備、北整のマニュアルの確認、道や市町村の防災協定の確認、市の災害対策室の方達との顔が見える関係作りが重要だと話されました。活動中の注意事項では、デマの可能性を十分に注意し、信頼できる情報源からの収集、危険や不安を感じたら安全第一に考え、余震や感染症など二次被害の危険性を配慮することを教えていただきました。また、派遣する際の個人装備とチーム装備を2人1組で考え、災害医療救護施術録の書き方、能登半島地震の際、柔整師が避難所のアセスメント調査を任されたことからアセスメントシートの書き方を教えていただき、練習することができました。
質疑応答では、より具体的な質問にも丁寧に回答していただき、稲川広基学術部長より謝辞が述べられ終了しました。
塩見 猛 先生