旭川医科大学解剖学実習見学

日  時 平成28年10月20日(木)午後2時~

場  所 旭川医科大学

出  席 会員15名 研修員1名

 10月20日、旭川医科大学において解剖実習見学が行われました。一昨年、昨年と続き今年で3回目となります。今年も松野丈夫旭川医科大学理事副学長、旭川医科大学医学部医学科解剖学講座機能形態学分野教授 吉田成孝先生のご高配により実施することができました。

当日21名の参加者が集まり、例年と同じく控え室にて持参した白衣とサンダルに着替え、解剖室に向かいました。今回は、肩甲骨背面の筋、大殿筋、殿筋深層の解剖で、私たちが入室した時には学生の皆さんはすでに実習を始められており、背面より肩甲骨と臀部の解剖が行われていました。私たちも各テーブルに数名ずつ散らばり、学生の皆さんの邪魔にならぬよう見学をさせていただきました。わからないところや気になるところなど、学生へ質問をし、丁寧な説明を受けるなど、改めて勉強をさせていただきました。

1時間30分ほどの見学時間でしたが、私たちが日ごろ触れることの多い筋肉系の解剖実習だったこともあり、その時間が早く感じるほど、集中した時間となりました。日常では外から触ることで理解しようとしていたものを、表面から筋肉そして深層の筋・神経など、立体的に内部の確認ができ、また新たなイメージをもって患者さんに施術することができることと思います。

最後に松野丈夫理事副学長及び吉田成孝教授、大学諸先生、献体に応じた故人とそのご遺族に感謝申し上げます。

(取材・撮影)五十嵐 勉

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