平成26年9月20、21日に講道館で行われた2014日本ベテランズ国際柔道大会(第11回日本マスターズ柔道大会)M6(55歳-59歳)-90kgクラスで旭川ブロックの佐藤克広会員が初出場、初優勝の快挙を成し遂げました。
マスターズ柔道は生涯スポーツとしてのマスターズ柔道の普及、振興を図り、会員の心身の健全な発展に寄与する目的で発足され、大会は平成16年に第1回を開催、今年で11回目が行われました。今回は国内外の30歳以上の男女合わせて679名が出場し年代別、体重別で優勝が争われました。
佐藤会員は北整柔道大会での出場は常連で、8月3日千歳市開基記念総合武道館で行われた大会では50代の部で5連覇を達成し、今回のマスターズ出場を決心しました。
マスターズでは国士舘や吉田道場の柔道着を着た猛者たちが出場し優勝できるとは思っていませんでしたと語ってくれました。
1回戦は静岡の安江選手に小外刈りで一本。準決勝は茨城の青沼選手に払い腰で一本勝ちし決勝は過去数回出場している埼玉の佐々木選手でしたが小外刈りで一本勝ちし優勝を決めました。
普段の稽古は地元東川町でウェイトトレーニングを中心に中学生、高校生を相手に打ち込みや立ち技乱取りを行います。特に、ともに東川柔塾で子供たちの指導もし、全国大会出場経験もある長女の雅美さん(29歳)との乱取りが一番の稽古になっていたようです。
指導されている東川柔塾の選手も北整柔道大会旭川ブロック形競技では昨年に続き優勝と指導者としても活躍されています。
これからもマスターズでの連覇また北整柔道大会での6連覇、東川柔塾の北整柔道大会旭川ブロック形競技3連覇と期待されます。