鍼灸・柔整役員合同忘年会
日 時 平成29年11月18日(土)午後17時30分~
場 所 花月会館
出 席 鍼灸師会役員11名 柔整師会役員19名
今年も鍼灸・柔整役員合同忘年会が花月会館で開催されました。今年は柔道整復師会が司会進行で進める形となり、はじめに柔道整復師会大石会長の挨拶、次いで鍼灸師会錦川敏文会長の挨拶から始まりました。
鍼灸柔整合同ということで両会の会員の先生方が集い、今年新たに役員になられた先生方の自己紹介もあり、いつもとは違う雰囲気での親睦会になりました。
今年は合同忘年会の歴史を振り返るスライドショーの余興があり、過去の役員の若かりし頃の写真もたくさん紹介されました。
特にベテランの先生方は昔を振り返り懐かしみながらスライドショーを楽しんでいらっしゃいました。最後まで楽しい雰囲気で皆さん盛り上がっていました。
締めに柔道整復師会、錦川正八相談役の挨拶で終了しました。
大石隆之柔整師会長 錦川敏文鍼灸師会長
自己紹介する白井享嗣参与 鈴木誠学術副部長
旭川市と災害時における柔道整復師の救護活動に関する協定の締結
日 時 平成29年11月10日(金)午後1時20分~
場 所 旭川市役所
出 席 役員6名
平成29年11月10日、旭川ブロックは旭川市と災害時における柔道整復師の救護活動に関する協定の締結を行いました。
初めに別室で、旭川市長 西川将人様、旭川市防災安全部長 石川秀世様、旭川市防災安全部次長 中村隆夫様と懇談を行い、西川市長から旭川市での今までの災害の話、旭川ブロック大石会長からは柔道整復師について、また、会での防災訓練について話しました。
その後、会場に移動し締結式を行いました。協定書に西川市長、大石会長が署名、捺印された後、西川市長は「骨折や打撲、捻挫や脱臼の施術を行っている柔道整復師の皆さんが救護活動に協力してくれるのは大変心強い。ぜひともお力をお貸し願いたい」と挨拶され、大石会長は、「万が一、災害が生じた場合、被災者の皆さまに応急処置の施術をさせていただきたいと思っております。そのためには、会としてさらに訓練・研修を重ね、市民の皆さまのお役に立てればと思っております」と述べました。
この締結式の記事が平成29年11月14日あさひかわ新聞に掲載されました。
(総務部長 五十嵐 勉)
旭川医科大学解剖学実習見学
日 時 平成29年10月24日(火)午後2時~
場 所 旭川医科大学
出 席 会員17名 研修員3名 従業員4名
旭川医科大学解剖室において松野丈夫旭川医科大学理事副学長、並びに旭川医科大学医学部医学科解剖学講座機能形態学分野教授 吉田成孝先生のご高配と大学のご配慮により、今年で4回目となる解剖実習見学が行われました。
控え室にて持参した白衣とサンダルに着替えを済ませてから五十嵐勉総務部長の説明を受け、となりの解剖室に向かいました。今回は肩甲骨前面、上腕屈側、大腿前面、下腿前面から足背部の解剖で、すでに学生の皆さんは実習を始めていました。私たちも解剖の邪魔にならぬよう観察させていただき、時には学生から丁寧な説明を受け改めて勉強をさせていただきました。上肢では肩甲下筋や前腕屈筋腱、深部の方形回内筋が確認でき、大腿部では薄筋や内転筋群、腸骨筋停止部など確認することが出来ました。
1時間半ほど見学しましたが普段施術することの多い部位だったこともあり時間が短く感じられました。日常業務では外から触れることで理解しようとしていましたが今回表層の筋や深層の筋、神経など立体的に確認することができしっかりしたイメージで施術にあたることができると思います。
最後に松野丈夫理事副学長及び吉田成孝教授、大学諸先生、献体に応じた故人とそのご遺族に感謝申し上げます。
整骨・接骨防犯ステーション訓練 旭川中央地区
日 時 平成29年10月19日(木)午後2時~
場 所 やまもと整骨院(山本 圭一会員)
出 席 会員9名 研修員1名
協 力 旭川中央署 生活安全課 大城 智彦巡査部長
旭川中央防犯協会 藤村 真由美様
旭川中央署から生活安全課の大城智彦巡査部長、旭川中央防犯協会から藤村真由美様にお越しいただき訓練のご指導をしてくださいました。
女性被害者が外で襲われ近くの整骨院に駆け込んできたときの想定で、実際に山本会員がその対応の訓練を行いました。
被害者役を演じてくださった藤村さんの演技がとても素晴らしくリアリティがあり、訓練が始まると緊張感も高まり、被害者が駆け込んできたときも山本会員は被害者を落ち着かせながらコミュニケーションをとり事件の聞き込みをしていました。
終盤では大城智彦巡査部長から防犯についてのお話で、110番にかけるタイミング、被害者が犯人との接触時に、もし犯人が凶器等を持っていたときの対応方法、被害者との対応についてのアドバイスや最近の旭川における窃盗事件などの動向についてお話してくださいました。
今回、改めて訓練の大切さを実感しました。

(取材・撮影)山本 大介
北海道厚生局集団指導講習会 平成29年度本部保険指導講習会
整骨・接骨防犯ステーション訓練 旭川東地区
日 時 平成29年10月12日(木)午後3時30分~
場 所 旭川元気堂整骨院(宮田将会員)
出 席 会員6名
訓練は近所の公園で女子小学生2名が不審者に写真を撮られ駆け込んできたという想定で行われました。
「助けて!」と叫び声が玄関から聞こえ宮田将会員は不審者が入って来られないよう施錠し子供たちをベッドに座らせ落ち着かせてから状況、ケガの有無や不審者の特徴、逃走方向を聞き取り警察に通報しました。
立ち会った旭川東警察署水野彰警部補は被害者の安全確保が第一です。また地元の小学生に協力してもらいましたが訓練を通して小学生に何かあった時に保護してもらえる場所があることをわかってもらえることも大切ですと話されました。
第9回鍼灸師会柔道整復師会合同学術講演会
日 時 平成29年9月9日(土)午後4時~
場 所 旭川市民文化会館
講 師 旭川医科大学病院リハビリテーション科
助教 医学博士 及川 欧先生
演 題 生活に南極を取り入れる
鍼灸師会錦川敏文会長の開会の挨拶で始まり、鍼灸師会山川光明学術部長より及川欧先生のご紹介のあと講演となりました。
講演日9月9日は救急の日であることから旭川医科大学病院に過換気症候群で救急搬送された様子を動画を使って説明され、精神的に不安定なものには何よりも患者様に手を当て不安を取り除く手当が大切ですと話されました。
日本最北の大学病院でマイナス20度以下のもと食べ物飲み物、体のつくりが違うのではないか、北海道らしい医療の可能性を感じ旭川医科大学病院に来られたそうです。2011年の東日本大震災時には誰よりも早く準備し一次隊DMATとして活動されたそうです。大学病院の待合室に南極の石をみつけ南極に強く興味をもち第56次南極地域観測隊越冬隊の医療担当兼越冬隊補佐として赴任。南極では医療ばかりでなく野外活動をはじめ赴任前に取得した調理師免許で調理をしフードマイスター、日本茶インストラクター、アロマテラピーアドバイザー等の技術をつかい隊員をサポートしました。時には紙コップに絵を画きその数は600個までになったそうです。
生活とは仕事であり日常である南極は非日常。非日常的なものをいかに自分の日常に引き込んでいくかが問題である。大型二輪免許、大型特殊免許、調理師、北海道フードマイスター、日本茶インストラクター、アロマテラピーアドバイザー等仕事には関係の無いものですがこれを仕事に取り入れることができればもっと幅のある仕事ができる。極みを目指す医療があれば極みを支える医療がある。鍼灸、柔整を含め患者様を支える医療が必要ではないでしょうかと話されました。
最後に浅川永太学術部長より南極での貴重な体験や好奇心旺盛で多数の資格を取得しそれを仕事に取り入れることのできる、災害現場や南極に積極的に行くことができる行動力に大変魅力を感じましたと謝辞を述べ終了しました。
講師の及川欧先生
浅川永太学術部長





















































