ボランティア(公益活動)研修会に参加して

ボランティア研修会に参加して 

札幌ブロック  古川 喬雄  

令和元年10月19日(土曜日)午後4時より北整会館4階講堂にて開催されたボランテイア研修会に参加いたしました。

第一部は北海道警察本部生活安全企画課安心まちづくり係、第一課長補佐・坂口真二様、係長・山名周二様より「子供や女性を犯罪被害から守るために」としてご講演をいただきました。講演内容は子供や女性が不審者に追われて整骨院に助けを求めてきた際に、どのように冷静に対応したら良いかをシミュレーション形式で実演をしてみるという形で行い、言葉だけで聞くのと違い様々なケースを実際に体験できたので大変わかりやすく、勉強になりました。

第二部は小樽ブロック副会長・塩見猛先生による「災害机上訓練」でした。この災害訓練講習では6人1組でチームを編成し、小樽市で災害が起こった際を想定し、災害時の避難所のマップ見て、様々な避難所がある中で、その避難所の負傷者の人数や電気、水道が機能しているかなどの状況を検討し、どこの避難所にまず移動したら良いかチームで考え、それぞれの避難所の情報の随時追加報告に伴いマップに記入し、臨機応変にチームでどのように対応して行動したかを報告書に記入し発表しました。発表に伴い塩見先生からいろいろなアドバイスをいただき、災害訓練講習を終了いたしました。

第三部は保健福祉部長・信田千洋先生による「各種資格取得者及び各種行政委員会等アンケート結果」でした。講習内容はアンケート結果で北海道全体と札幌ブロックと比較して、どの資格取得者が多いか、またそれぞれの資格や行政委員会はどのような役割を行っているかを大変わかりやすくご説明していただきました。ご講演を聞いて、行政委員会には様々なものがあることを知り大変勉強になりました。

今回の研修会を受講して子供や女性を犯罪被害からいかに安全に守ることへの対応や災害はいつ実際に起こるかわからないため、このようなシミュレーションを体験して経験を高めていくことの重要性が非常に大事なことだと実感し、様々な資格や業務委員会の働きについての知識も深めていかなければいけないと思いました。