小樽ブロック 塩見会員 新聞掲載記事
(社)北海道柔道整復師会
小樽ブロック 塩見 猛
国際医療技術財団・災害医療研修(東京)を受講して
東日本大震災を通して、柔整師として何が出来るのかを福島県で救護ボランティア
を行いながら色々と考えました。
その答えの一つとして、この研修を受けさせて頂きました。
災害時にはチーム医療として医師・看護師と供に柔整師が最前線で活躍する事が出来、
また期待されている事を学んで来ました。
特に災害時の一次トリアージに関しては、医療資源や人材等、制約の著しい災害
医療において、地域医療の一端を担う、我々、柔道整復師が先頭となって行える分野
ではないかと強く感じます。
医療人として、有事に備え、心と知識と技術の準備をし、もしもの時には
「最大多数の負傷者に最善を尽す」を念頭に、一次トリアージの基本をまもり、
犠牲者の拡大防止に努めたいと思います。
最後に、東日本大震災で被害に遭われた方々の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。