‘2013/03’ のアーカイブ

小樽 雪あかりの路

  北海道冬の最大のイベントと言えば、誰もが札幌の大雪像が連なる「雪まつり」を思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、雪まつりの発祥地は実は小樽なのです。

小樽と札幌の同時開催の雪まつりも行われた年もありましたが、規模の違いにより小樽の雪まつりは衰退の一途を辿り最後は開催を断念した経緯から、地元小樽では、何か雪まつりに替わる冬のイベントは無いものかと試行錯誤を繰り返し、1999年に産声を上げたのが小樽の「雪あかりの路」だったのです。
開催当初は訪れる人もまばらで少し寂しいイベントでしたが、今年開催15年目を迎え、来訪者も50万人を越える小樽の冬の一大イベントとなりました。
しかし、開催者側の意図するところは、規模や人数ではなく、激動の時代に、訪れた人が「ほっ」とできる空間だったり、ローソクの灯かりにさまざまな思いを馳せ、煩雑な日常から少しだけ離れスピリチュアルな部分を感じさせるイベントであり続けたいと言います。
また、年を追うごとに、来訪者の国際化も目立ち、実際筆者が雪あかりの通りを歩いていると英語、ロシア語、中国語、韓国語、そして当然日本語と国際色豊かな会話が聞こえてきます。
今年はもう「雪あかりの路」の開催は終わってしまいましたが、来年是非とも小樽まで足を運んでいただき、小さなローソクの灯かりに、地元小樽の思いを込めたイベントを体感していただければ幸いと存じます。
そして、この小樽の「雪あかりの路」というイベントが衰退することなく、少しでも、公益社団法人北海道柔道整復師会小樽ブロックとして地元と協力し、永年に発展し続けることを、小樽の一市民として願わずにはいられません。
(写真取材 澁谷 知潤)

おD-9

おD-10

 おD-11

会合主旨 小樽ブロック学術講演会 (市民公開講座)

 

日  時 平成24年12月8日(土) 午後5時~

場  所 北海道新聞 小樽支社 3階ホール

参  加 会  員  55名

一般聴講  25名

演  題 「スポーツに伴う 外傷と障害」

講  師 札幌医科大学  医学部 整形整形外科学 講師

渡辺 耕太 先生

 

座長公演 「医療情勢と当院の将来展望」

講  師 北海道済生会小樽病院 院長

近藤 真章 先生

 

今回の学術講演は、公開講座として演者に国際的にご高名なスポーツドクター渡辺先生そして座長に近藤真章先生をお迎えして会員、医療関係者、一般の方々総勢80名ほどの参加を得て開催した。

渡辺耕太先生のご公演内容ととしては、スポーツ外傷の総論から始まり代表的は疾患を上肢・下肢・体幹に分類し、その解剖学的特徴と治療法の実際について解説され、また成長期のスポーツ障害として骨端症を取り上げそれぞれの対処法とスポーツ復帰のタイミングなど大変内容の濃い公演となる。また。国際的なスポーツイベントや冬季オリンピックの選手村でのエピソードなども披露され、公演後会場から多数の質問が寄せられ、関心の高さがうかがわてた。

座長の近藤真章先生のご講演では、これからの高齢化社会の医療のかかわり方について「治すこと・救うこと」から「癒すこと・しのぐこと」への重要性と年間千人単位でっ人口減となっている小樽市の基幹病院として済生会小樽病院がどのような位置づけとなるか、また接骨院の今後については益々医接連携が重要になることと、柔道整復師会の学術的はアピールとして公開講座は誠に有意義なことであり、今後も継続して行う必要であるとの助言をいただく。

最後に柿原学術部長の謝辞をもって閉会となる。

(取材 川口 善也)

会合主旨 小樽ブロック 防犯訓練講話

 

日  時 平成24年12月8日(土) 午後4時15分~

場  所 北海道新聞 小樽支社 3階ホール

参  加 会  員  55名

演  題 「安心・安全・街づくりのススメ」

講  師 小樽警察署 刑事・生活安全課

課長  内田 克弥 氏

 

学術講演会に先立ち、会員を対象に行われた。

内田氏は、小学校へ講話に行くと、子供達は通学路や自宅付近の接骨院にSOSのステッカーが貼ってあり、

何かあったら助けてもらえることをよく知っていること、接骨院の防犯活動が社会に広く認知され、大変心強い存在になっていることを話される、

また、手順の認識として、助けを求めて来たら、まず安全な場所へ避難させ、すぐ警察に連絡し、決して犯人を追わないことが重要であると話され、会員一同防犯について再認識する。

(取材 川口 善也)

 

第21回(公社)北海道柔道整復師会 小樽ブロック主催 少年柔道大会

 

日  時 平成24年6月24日(日)

会  場 余市町総合体育館アリーナ

主  催 (公社)北海道柔道整復師会小樽ブロック

主  管 余市柔道連盟

後  援 日本柔道整復師会 北海道柔道整復師会

北海道柔道連盟 後志柔道協会 余市町

余市町教育委員会 余市体育連盟

 

成  績

団体戦 優 勝 昭和樽塾A

準優勝 蘭越スポーツ少年団A

第三位 小樽桜柔館

第三位 小樽柔道会道場

 

個人戦 男子低学年の部

優 勝 赤澤 子龍(樽塾)

準優勝 高階 裕斗(桜柔)

第三位 江口 斗茉(余市)

第三位 田口  澪(古平)

 

女子低学年の部

優 勝 淡路 弓侑(樽塾)

準優勝 畑中このは(桜柔)

第三位 飯野未沙貴(余市)

第三位 菊池 柚衣(余市)

 

個人戦 男子高学年の部

優 勝 吉野川 諒(蘭越)

準優勝 藤井 甚平(島牧)

第三位 浦野 慶太(勝納)

第三位 藤澤 竜平(桜柔)

 

女子高学年の部

優 勝 清野 春花(黒松内)

準優勝 田縁 芽唯(蘭越)

第三位 平畑 杏樹(ニセコ)

第三位 小泉 里緒(蘭越)

 

爽やかな風が吹く晴天の中、第21回(公社)北整小樽ブロック少年柔道大会が、役員・選手合わせて約140名・11団体の参加のもと、余市総合体育館アリーナに於いて盛大に開催され父母や指導者の熱い声援が飛び交う中、熱戦に次ぐ熱戦が繰り広げられ、会場は熱気に包まれ盛り上がっていました。 団体戦の決勝では、大型選手を揃えた昭和樽塾A対蘭越柔道スポーツ少年団の対戦となりました。息を飲むような攻防の末、昭和樽塾Aが見事に勝利し、7年ぶりの優勝を達成しました。優勝の昭和樽塾、準優勝の蘭越スポーツ少年団の2チームには、8月5日札幌で開催される北整全道少年柔道大会に向けて益々鍛錬精進され、後志の代表として大活躍されることを期待しております。(形競技会については、参加チームの届けが無かったため、残念ながら全道形競技会は、欠場となりました。残念!!)

(取材 相馬 修一)

会合趣旨 小樽ブロック 春の勉強会

日  時 平成24年6月23日(土) 午後5時~

場  所 小樽道新文化ホール

参  加 会   員 33名

鍼灸関係者  3名

 

第1題

講 師 なかがみ接骨院 院長

中上 勝 先生

演 題 「腰部の痛みについてのアンケート」

 

第2題

講 師 しおみ接骨院 院長

塩見 猛 先生

演 題 「災害とトリアージ」

 

小川会長の挨拶の後、早速小樽ブロック春の勉強会が開催された。

まずは、中上勝先生の「腰部の痛みについてのアンケート」が講演された。この演題は日整北海道学会札幌大会での発表の予行演習も兼ねており、本番に向けての最終チェックと、どのような質問が出ても対応できることが必須条件となるため、かなりの緊張感に包まれた講演となった。内容としては、各年代別の疼痛部位の差異と男女差等を分類し統計的に表したもので、業界としては日常頻繁に遭遇する痛みのため興味が注がれた。

 

第2題の塩見猛先生の「災害とトリアージ」は、先生ご本人自らが東北大震災の被災地に赴きボランティア活動を実行してきた経験談を交え、東京での講習会で取得してきたトリアージの知識を会員に向け解り易く講演された。

講演の最後に各会員に配られたトリアージタグを使いそれぞれの症例に対し皆さんは何色のトリアージタグだと判断しますかと10の具体的は症例を例に上げ、問題形式で出題した。受講後すぐに行われた設問ではあったが、かなり迷う設問もあり実際の災害現場において自分がトリアージを行う事は無いにしろ、医療人としての知識として必要なものであると実感した。

そして実際の災害現場においは冷静沈着な判断力と行動力そして、一人でも多くの人を救いたいと思う精神力までもが必要とされる厳しい現実を思い知らされる講演であった。

(取材 澁谷 知潤)

会合趣旨 小樽ブロック定期総会

日  時 平成24年4月14日(日) 午後3時~
場  所 ニュー三幸
参  加 総会47名 懇親会30名
小川会長の挨拶で小樽ブロック定期総会が定刻どおり開催された。
今回は総会終了後直ちに、公益社団法人移行の改組説明会が開催され、小川会長のパワーポイントのスライド説明に多くの会員が耳を傾けた。2~3質問も出たが会長が丁寧に解説し無事終了した。
その後、懇親会が開催され和やかに時間が過ぎ閉会となった。
(取材 澁谷 知潤)