春の研修会
会合主旨 春の研修会
日 時 平成30年6月16日(土)午後5時~
場 所 北海道新聞小樽支社3階ホール
出 席 34名
今年の春の研修会は、後志管内共和町で二代に亘って開業され、盛業中の秋島光雄先生に伝わる手法「膏薬の使用法の応用と効果について」と題して
実技発表と小樽市内4か所の包括支援センターから9名のケアマネージャーに出席を頂いての勉強会、保険事務の改正点の説明と、盛り沢山の内容で
開催された。
秋島先生の実技は、漢方薬の粉末に強力粉などをアルコールで混ぜて作った膏薬を、外傷の患部に当てて固定をするユニークな手法で、湿布薬とギプスの
機能を合わせ持った、我々の先人が考え出した大変貴重な手法をご披露頂いた。
昔の柔整を知る会員は「若い頃に良く作らされた湿布に似ている」と懐かしんでいたが、市販の材料などに慣れた若い会員には、柔整手法の奥深さを改めて
考えさせられた。今年の日整北海道学術大会で発表されるので、多くの会員の先生方、特に若い会員と学生には是非、見学して頂きたいと思います。
後半の勉強会では、司会に川口ブロック学術部長、小川ブロック会長の挨拶に続いて「お互いに介護と柔整を知ろう」と言うテーマでまず、柔整の紹介として
以前に日整で作られたDVDを供覧し、地域ケア担当の鶴田副会長よる補足説明次に包括ケアセンターの仕事内容についての紹介が職員により行われた。
その後、最近、整骨院で起きた2例の介護事例について、それぞれの立場での対応方法の説明、最後に会員と介護職員を4グループに分けての「ディスカッション」
を行い、活発な討論が続いた。また本会で発行した「かけこみ接骨院整骨院ガイド2017」を利用されているとの事でした。
最後に川口ブロック学術部長の挨拶で閉会となりました。介護職員との研修会は、今後も定期的に続け交流を深めて行きたいと思っています。