‘2024/03’ のアーカイブ

第29回 日本災害医学会総会・学術集会に参加

令和6年2月22日(木)~24日(土)までの三日間、京都市「みやこめっせ」において第29回 日本災害医学会総会・学術集会が開催された。
参加団体・参加者は災害医療に係わる多職種が全国より2,000名以上集まり盛大に開催された。
初日には日整災害対策室 森倫範先生(神奈川県柔道整復師会)と小樽ブロック塩見会員の共同発表があり、森倫範先生が代表して登壇し講演を行った。
演題は「トルコ・シリア地震に国際緊急援助隊医療チーム医療調整員として派遣された柔道整復師の活動報告と今後について」と題して行われ、満員の会場からは深い関心が寄せられた。

在日スリランカ大使 初の北海道訪問

令和6年2月25日(日)~27日(火)の3日間の公務で、在日スリランカ大使(E.ロドニー.M.ペレラ)が初めて来道した。
初めに札幌市 秋元克広 市長、続いて北海道 鈴木直道 知事に表敬訪問を行った。
親日家であるペレラ大使は両国の友好関係を更に深め様々な分野での発展を希望した。
2004年スマトラ沖地震の際、日本から戴いた支援に恩返しをしたいと、能登半島地震では自ら被災地に赴き2月11日から4日間、約1,000名分の炊き出しを行った。
又、北海道大学大学院で行われた懇談会ではペレラ大使と北海道在住のスリランカ人、北海道大学ヨガラジャ准教授、スリランカを支援するNPO法人そして日本柔道整復師会からは塩見猛会員が参加し懇談が行われた。
特に柔道整復師の災害医療について関心を持たれ「能登半島地震の際、県庁本部でどの様な活動を行ったのか」また「トルコ・シリア地震での活動について」聞かれた。
柔道整復師はWHOからも認証されており、骨折や脱臼を医師や看護師の居ない場所、CTやレントゲンが無い時でも受傷した時からリハビリが終わるまで、全ての期間を診る事の出来る医療職種であり、捻挫や打撲も早期に回復させることの出来る職種である事をご説明し、国内外でも様々な活動を行っている事をお伝えした。
その後、場所を変えスリランカ料理店にて和やかに会食が行われた。