日 時 平成24年12月8日(土) 午後5時~
場 所 北海道新聞 小樽支社 3階ホール
参 加 会 員 55名
一般聴講 25名
演 題 「スポーツに伴う 外傷と障害」
講 師 札幌医科大学 医学部 整形整形外科学 講師
渡辺 耕太 先生
座長公演 「医療情勢と当院の将来展望」
講 師 北海道済生会小樽病院 院長
近藤 真章 先生
今回の学術講演は、公開講座として演者に国際的にご高名なスポーツドクター渡辺先生そして座長に近藤真章先生をお迎えして会員、医療関係者、一般の方々総勢80名ほどの参加を得て開催した。
渡辺耕太先生のご公演内容ととしては、スポーツ外傷の総論から始まり代表的は疾患を上肢・下肢・体幹に分類し、その解剖学的特徴と治療法の実際について解説され、また成長期のスポーツ障害として骨端症を取り上げそれぞれの対処法とスポーツ復帰のタイミングなど大変内容の濃い公演となる。また。国際的なスポーツイベントや冬季オリンピックの選手村でのエピソードなども披露され、公演後会場から多数の質問が寄せられ、関心の高さがうかがわてた。
座長の近藤真章先生のご講演では、これからの高齢化社会の医療のかかわり方について「治すこと・救うこと」から「癒すこと・しのぐこと」への重要性と年間千人単位でっ人口減となっている小樽市の基幹病院として済生会小樽病院がどのような位置づけとなるか、また接骨院の今後については益々医接連携が重要になることと、柔道整復師会の学術的はアピールとして公開講座は誠に有意義なことであり、今後も継続して行う必要であるとの助言をいただく。
最後に柿原学術部長の謝辞をもって閉会となる。
(取材 川口 善也)