日 時 平成25年10月11日(金)午後1時~
場 所 トミオカ鍼灸接骨院 院長 澁谷知潤
参 加 会員 7名 従業員1名
取 材 3社
(北海道新聞・読売新聞・小樽ジャーナル)
去る、平成25年10月11日(金)、(公社)北海道柔道整復師会小樽ブロックと小樽警察署合同の防犯ステーションの訓練が市内のトミオカ鍼灸接骨院(澁谷知潤会員)で実施されました。シナリオは小樽警察署の生活安全課が、事前に決めていたため少ない情報の中、実践さながらの緊迫した訓練で、突然被害者役の女性警察官が助けを求めて駆け込んで来た時には、訓練を見守っていた小樽ブロックの会員、取材に訪れた北海道新聞、読売新聞、小樽ジャーナルの記者の皆さんもいささか緊張したようでした。ただ一番緊張していたのは、訓練を実施していた当の本人、筆者ではなかったかと思われます。本来で有れば筆者は、広報部として、訓練を取材し文章にまとめる役回りでしたが、まさか、筆者本人の接骨院で自分が訓練を受ける役目になるとは思ってもいなかった状況の中での訓練で、表現方法がいささか、ややこしくなってしまい申し訳なく思います。
さて、訓練を終えての警察官からの評価としては、被害者保護の役目としてはおおむね良好。ただ110番通報に少し時間がかかっていたのがマイナス面とのご指摘でした。しかし澁谷会員が事前に防犯ステーション用聞き取り表を用意していて加害者情報の的確な聞き取りを行ったことが高評価でした。今後小樽ブロックでこの防犯ステーション聞き取り表をたたき台にしてより良い物にし、小樽ブロック全会員に配布する事も検討中です。
余談になりますが、今回の防犯ステーションの訓練は過去に例が無いほど本格的で、110番通報ののち、その情報が、全市内の警察官に無線連絡され、当接骨院から一番近い小樽駅前派出所からパトカー1台と制服警察官2名が登場し、被害者を保護していた澁谷会員と引継ぎをして訓練終了となりました。さすがに、パトカーと制服警察官が登場するとは思ってもいなかった筆者。後日近所のコンビニの店員さんに接骨院で何か事件が有ったのですかと聞かれ、慌てて防犯ステーションの訓練を行ったことを説明しながら汗だくになったおまけ付きの防犯訓練となりました。
尚、この防犯ステーションの訓練の模様は、平成25年10月12日の読売新聞朝刊の後志版、平成25年10月15日北海道新聞夕刊の小樽後志版、平成25年10月12日の小樽ジャーナルのインターネットニュースにも掲載されました。
(取材・訓練 澁谷 知潤)