会合主旨 災害医療研修会(トリアージ)
日 時 平成26年7月12日(土)
午後3時00分~
場 所 北海道新聞小樽支局 4階ホール
参 加 小樽ブロック会員 23名
その他のブロック 8名
講 師 小樽ブロック 塩見 猛 先生
小川会長の挨拶の後、早速今回の研修会がスタートした。今回の研修会の目的は公益社団法人
北海道柔道整復師会が北海道と平成26年5月16日に取り交わした防災協定に基づき、災害時に
「柔道整復救護班」として独自の医療救護活動が出来るように、ブロック防災隊として知識の
向上と迅速かつ高精度な救護ボランティアがスムーズに行うことを目的とした。
講義は、まず災害医療概論から始まり本部運営と記録の重要性、チームビルディングと組織論、
現場活動とトリアージと進んだ。
さらに実習では、災害派遣シュミレーションが行われ、刻々と変わる情報や状況を地図上で
再現し隊長・副隊長役の先生がそれぞれに人・物を動かす指示を出し、伝令係や記録係はその
指示をパソコン等に記録し続けるといった過酷なもので、たった3分の間にいくつもの情報が
交錯し実践さながらの実習となった。
最後に、今回の講師塩見猛先生が救護ボランティアとして実際に行かれたあの3.11東日本大震災での
柔道整復師としての医療救護活動を写真を交えてご報告していただいた。震災発生から約3ヶ月後の
救護活動ボランティアだが、3ヶ月も経過していても、まだまだ、悲惨な状況になんとも居たたまれない
気持ちで一杯になり、この研修会を通して我々柔道整復師がより一層活動の場を広げて積極的に活動して
行こうと決意を新たにした研修会であった。
(写真取材 澁谷 知潤)