北海道は近年稀に見る大雪そして寒波に見舞われ、除雪作業で腰などを痛めた方も多いと存じますが皆様のお住まいの地域ではいかがだったでしょうか。
小樽は連日の大雪。道端に積まれた雪の高さがもはや壁のごとくそびえ立ち、車道を通行するバスの屋根がかろうじて見え隠れする有り様は、まさに万里の長城! ちょっと言い過ぎました。
さてそんな厳しい寒さの中今年もまた、小樽最大の冬のイベント「雪あかりの路」の季節がやってまいりました。読者の皆様は、今年の「雪あかりの路」はご覧いただけたでしょうか?
「そうですか!」来ていだだけましたか!
この「ゆきあかりの路」というイベントは、規模や来訪人数を競うのではなく、激動の時代に、訪れた人が「ほっ」とできる空間だったり、ローソクの灯かりにさまざまな思いを馳せ、煩雑な日常から少しだけ離れスピリチュアルな部分を感じさせるイベントとしての存在価値を十分に感じていただけたと思います。
そして、筆者の感想ですが今年の雪あかりの路は、いつもの年よりさらに多くの外国人の姿が目につきました。特にアジア圏の観光客が多く、場所によっては日本語が聞こえてこない事もありました。
来年もぜひ札幌の「雪まつり」に足をお運びのせつはぜひ小樽まで足を伸ばしていただき、スピリチュアルな部分をさらに体感していただければ幸いと存じます。
最後になりますが、この小樽の「雪あかりの路」という冬のイベントが衰退することなく、少しでも、公益社団法人北海道柔道整復師会小樽ブロックとして地元と協力し、永年に発展し続けることを、小樽の一市民として願わずにはいられません。
(写真取材 澁谷 知潤)