日 時 平成27年6月27日(土) 午後4時~
場 所 北海道新聞社 小樽支社 ホール
会員発表
山下 高之進 会員
「足関節部のアイシングにおける温度変化」
近藤 勝大 会員
「二分靭帯損傷の1固定法」
フォローアップ講習
鶴田 浩久 会員
「介護予防,保険業務」
塩見 猛 会員
「災害医療」
今回の学術講演会は、すべて、会員による発表となりました。
山下会員による論文は急性外傷が発生しやすい足関節に着目して、局所的な冷却と
血流の関係を時間ごとに区切った科学的データーで急性外傷時の発熱と腫脹に関係
するもので臨床にも応用出来る考え方を示した質の高い内容でした。
また、近藤会員による実技発表も技術的に高度なものではなく、簡単で、
しかも効果的な固定法と言うことで我々の臨床にも大いに役立つものと思います。
2人の先生方は、今年の日整北海道学会でブロック代表として発表されます。
また、鶴田会員によるフォローアップでは、保険業務に関して、行政と保険者
の対応が年々厳しくなっていること、保険予防では、要支援の考え方が数年のうちに
変わることなど、今後の我々とどの様に関係するかなどについて、
また、塩見会員による災害医療の講演は、模擬訓練を中心に、何か起きた時の対応
の仕方についての確認がおこなわれた。
(取材 川口善也)