‘2011/11’ のアーカイブ

介護予防・機能訓練指導員認定柔道整復師平成23年度フォローアップ講習会

平成23年11月26日(土)午後3時より苫小牧住吉コミュニティセンターにおいて介護予防・機能訓練指導員認定柔道整復師平成23年度フォローアップ講習会が開催されました。

 

会長の挨拶の後、配布資料とパワーポイントを使い、平成23年度全国介護保険担当者会議要点解説として、平成21年度介護予防における主な調査事項、認定講習会点数について、介護予防事業参入に向けた最新情報として、介護保険法における介護予防と平成24年度介護保険法改正について説明が行われました。

   

次に保険部長による、日整全国統一標準測定(愛知県式準拠)となった、機能訓練身体測定法について説明がありました。

   

最後に副会長による、介護予防の運動の実際について説明があり、画像を見ながら運動実技を行い終了となりました。

   

参加した会員の皆様、大変お疲れ様でした。

   

脊髄刺激療法(SCS)勉強会に参加

平成23年11月25日(金)午後7時より、市立室蘭総合病院2階講堂において、日本メドトロニック株式会社共催の『脊髄刺激療法勉強会』が開催され、近隣の医師の方々と共に室蘭市近隣の会員数名が参加しました。

勉強会は、脳神経外科副部長 小浜郁秀 先生が講師を務められ、脊髄刺激療法の概要・適応・実際の症例に関して行われ、質疑応答で終了となりました。

 

  
最初、脊髄刺激療法といいましても、あまり聞いたことがない方が多いと思いますが、歴史は古く、1967年より始められました。日本では1971年より実施され、1992年よりリード線と受信機が保険適用となり、1999年にすべて保険適用となりました。

  

共催された日本メドトロニックでは、40年以上にわたり世界68カ国で約25万人以上の実績があり、平成10年に厚生労働省の承認を受けて約5千人が実施されています。
北海道では11年前より実施され、年間20~30件、200人以上が手術されています。

 

何に効果があるかといいますと、日本においては主に慢性難治性疼痛の緩和のため実施されています。脳卒中などによる四肢のや肩手症候群、複合性局所疼痛症候群(骨折・挫傷・打撲などによって引き続いて起こる慢性疼痛症候群など)、腰椎の手術後に残存する腰痛や下肢痛などの症状、神経根性疼痛(脊柱管狭窄症・頸椎症など)、脊椎損傷後の痛み、末梢神経・末梢血管障害による痛み、難治性の狭心症、幻肢痛などいろいろな痛みの緩和に効果が認められています。

効果判定のために試験刺激(1週間位)が容易にできて、最終的な埋め込みの決定権は本人にあり、脊髄や神経を損傷することなく可逆的で安全性が高く、テレビのリモコン操作程度の技術で器械を操作できるということでした。

柔道整復師としては慢性疼痛や難治性疼痛の患者様は業務範囲外ですが、リウマチや帯状疱疹、手術後の患部の痛み、投薬などで効果がない痛みを持っているなどの既往症がある患者様もいらっしゃいます。そんな方々には我々も治療の選択肢としてご紹介することができますし、小浜先生におかれましては、脳神経外科が専門ですが、手や脊椎などの手術もされ、広範囲の疾患に対して診察や相談にのっていただけるとの事でした。このような勉強の機会をいただき感謝に耐えません。
最後に医局地域連絡室地域連携係長の 新井一 様には大変お世話になりありがとうございました。

平成24年度介護予防事業についての懇談会

平成23年11月22日(火)午後6時より室蘭市市民会館において平成24年度の介護予防事業についての懇談会が開催されました。

保険部長の司会進行を務め、室蘭市からは室蘭市福祉部健康づくり課より3名が、 日胆ブロックからは室蘭市地域支援事業委託会員8名がが参加しました。

11月26日に苫小牧で行う介護予防・機能訓練指導員認定柔道整復師 平成23年度フォローアップ講習会と同じ内容を説明した後、介護予防の基盤強化について意見が交わされました。

第52回伊達地方防犯少年柔道大会においてSSHボランティア活動

 平成23年10月30日(日)伊達市武道館において、第52回伊達地方防犯少年柔道大会(伊達地方防犯協会連合会主催、胆振西部柔道連盟・伊達柔道協会主管、管内各市町・伊達市教育委員会・伊達警察署・NPO法人伊達市体育協会・北海道新聞社伊達支局・室蘭民報社西部支社後援)が開催されました。

     
     

参加者は、伊達警察署管内の中学生以下で、年少から中学生まで約70名が参加しました。
栗橋和夫 大会長(伊達地方防犯連合会会長)、中村啓一 名誉大会長(伊達警察署長)の挨拶、有田勉 伊達市教育長、海老子正躬 大会委員長(胆振西部柔道連盟会長)より祝辞を頂き、入村貴行 審判長による注意、伊達柔道スポーツ少年団 近江龍平君の元気な選手宣誓で開会式が行われました。

今年も父兄の大声援の中 熱戦が繰り広げられました。

     
     
     

試合中に2名負傷しテーピングや応急処置を行いましたが、大きな怪我も無く試合も順調に行われ、当初は約100人の参加予定でしたが、カゼやケガで欠場者が多く正午すぎに無事終了となりました。


会場準備、審判、進行にご尽力くださった関係者の皆様大変お疲れ様でした。

 

当日は北海道新聞・室蘭民報社が取材に訪れ、後日写真と大会結果が掲載されました。